陰鬱な独り言

脳内エキセントリック

Dear 剛くん

 

堂本剛が踊った。

 

ここ何年かずっとずっとファンだけでやっていた硝子の少年の「トントン」を久々に一緒にできた。

それだけでもうダメだった。

剛くんはこのステージのためにどれだけの努力を積み重ねて踊り歌っているのだろうと考えると止めても止めても涙が流れて、愛おしさや感謝がないまぜになった感情を言語化するのも難しいぐらいの大きな感情に支配された。

 

剛くんはずっと「踊るの好きなんですよね」って言っていたのに、何で私はもう、今後グループ活動ではフリーダンスしか見れないって諦めていたんだろうと思った。

堂本剛が発した言葉だけは今後一切疑わずに信じ抜こうと決めた。

 

剛くんにとって突発性難聴を初めてやった後での初のドームでのステージ…、オケコンが自分の中ではトラウマになっていて、正直ドームに立つたびにビクビクしていた節があった。

でも、テレビに出ている時よりもステージに立っている時の方がいくらか歌いやすいんだろうなって剛くんの表情を見て、指示出しを見ていて感じる。キンキのPA班、本当に有能すぎるよね。

 

個人的に、オケコンでやっていた「Secret Code」で剛くんが顔を顰めて耳を押さえて小さくなって懸命に歌っている姿が脳裏に焼き付いていて怖かった。次にSecret Codeを披露する時は、それは剛くんにとってリベンジを果たす機会なんだろと思っていた。

今回のストアスコンでは気持ちいい伸びやかな声で、リズムまで取り、バンメンの演奏に体を揺らしながら歌っていたの。ずっとずっと目を逸らさず見てきていたつもりだったけど、その姿を見て浮かんだ言葉は「おかえり」だった。

 

ドームに立つと眩暈が酷くてしんどい、楽器を弾きながらはとてもじゃないけど歌えない、踊るなんてもってのほか。バラードを歌うと音程がわからなくなって不安だし、ドーム規模の音響は怖くて仕方がない。

これら全ての問題をひとつずつ潰して行って、そうすることができたのはファンの愛のおかげだとサラリと言える剛くんが眩しくて仕方がなかった。

何度も口にしてくれた「ありがとう」も、こちらのセリフなのに丁寧に言葉と気持ちを手渡してくれた。ファン冥利につきる。

私の見る目に狂いはなかったし、堂本剛という人間についてきて後悔したこともない。きっと今後もずっと後悔なんかする事もないんだと思う。

 

未来を預ける価値のあるひとって思わせてくれて心底安心してるよ。剛くんのおかげで私は私の生を肯定できるよ。

どろっどろに煮詰めた重たい感情を、それでもなお背負って期待に応え続けてくれる堂本剛という人間に惹かれ続けてる。

これからも私の最愛でいてください。

 

やっぱり堂本剛さんが最愛すぎて困る


まず最初に、昨日で今ツアーのマイオーラスを迎えました。

言わずもがな剛さんは最初から最後までかっこよかったし、バンメンさんたちは相変わらずの瞬発力と機転が効くパフォーマンスを見せてくれて毎回違った刺激があって最高のツアーでした。


詳しいレポは各媒体があげているから割愛するとして、やっぱり私にはこの人しかいないなって思わされたのは4/10の涙の理由。

「自分が幸せな分、辛い思いをしている人たちのことを考えてしまう」と言って涙した堂本剛があまりにも堂本剛すぎて、一緒この人に着いていくと決めました。

だって人間ってそんなに綺麗じゃいられないじゃない、普通。利己的の"り"の字もない人に初めて出会った。


たくさん感情を動かしてもらって、教えてもらって、まだ純粋に自分は泣けるんだって知った。感謝すべきはこちらなのに、剛さんは毎公演「ありがとう、愛してるよ」って言ってステージから捌けて行ってた。もうたまらなかった。そっちに感謝されたら溢れるこの気持ちはどうしたらいいの?って思ってた。でもそういう人だから好きになったんだよね。


どこだったかな、舞浜のどこかで過呼吸を起こしかけて、でも周りに頼れる人がいなかったから目を閉じてひたすら音に身を委ねてたら呼吸が楽になった回があったの。

FUNKの持つ力なのかな〜って不思議だった。

多分ステージから絶え間なく放たれている愛に体が反応したのかな?またしても堂本剛に救われた瞬間だった。


いやしかし話は変わりますが、Yahooさんの記事、みなさん読みました?

私は涙なしには読めませんでした。ボロボロ泣きながら読みました。


生きていられることが、今は幸せだと感じているーー堂本剛が、自分の歌で伝えたいこと(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

#Yahooニュース

https://news.yahoo.co.jp/articles/e92ee71f2b31ab28e76b6d9f0f1feec9229d64fc


元々死にたいと思ってた時に本当偶然ラジオを聴いて剛さんにドハマりしたタイプの激重オタクなので、剛さんがどんな風に思って曲を書いてくれているのかMCなどで聞いて知っていたつもりでも文字としてこうやって認識して見てしまうともうダメでした。

過去に立ち返って辛い日々の記憶を呼び起こすって相当しんどいんですよ。それを「傷ついた人に寄り添いたいから」っていう理由でやってのけてしまう堂本剛、あまりに愛のひとすぎませんか??

しかもそれがしっかり響く人には響いて実際にひとの命を救っている。私自身が紛れもないそのうちの1人です。

私1番辛かった時期に「暗い曲ばっかり聴いてるから余計に落ち込むんだよ」って言われたことがあるんですけど、そうじゃない。それを剛さんも分かってる。


「傷のいろひとつだよって痛みから教わったんだし」って頭の中でI'm you You're meが流れ出す……。

ひとの痛みがわかりすぎる分、世界情勢やらなんやらでその心が疲弊しきってしまわないか心配になる時も多いけど、その情緒の豊かさは財産だよね。

一体何人の人を救ってきたんだろう。これからもまだまだ沢山の人に寄り添っては救っていくんだろうなあ…。


死のうと思ってたあの時からは考えもつかないぐらいに今が幸せで、この先の人生もきっと自分を生きていけば幸せであり続けられる。

これも堂本剛さんから教えてもらった大切なこと。

病気の完治からは程遠いけど、ゴールが全く見えないわけじゃなくなった。


あ!

あと最近「人生1回きりだし」と思っていろんなことにチャレンジするようになりました。

泳げ泳げ臆病に泳げ〜精神で!


何が言いたかったかって、ツアーが最高に楽しかったっていうのと、生きててよかったー!!ってこと。ホームに飛び降りてたらこの光景は目にできなかったなって昨日の公演入って思いました笑




紫な夢を魅ていよう


待ちに待ったENDRECHERIのライブツアーが始まりましたね。

TwitterではMCレポばかりだったので、初日の記憶が新鮮に残ってるうちに私が感じた事を綴りたい。


剛さんが「まだ呼びたいと思わない」と言い放ったあの日から何日が経ったのだろう。初日に感じたあの、セロトニンがドバドバ出るような感覚。OPを見て拍手をしながら、普段なら「Fooo!」と合いの手を入れる所で拍手の音だけがどんどんと強くなるあの空間。普通なのに、全然普通じゃない異様な空間。それでも体が自然と動くgroovyなOPに鳥肌が止まらなかった。やっっとここまで辿り着いたのだと実感した。


初日は相変わらずのお天気模様で、雨男だなあと苦笑をしていたら舞浜に着いた途端の青空に大きな虹。龍神さんに祝福の雨を貰ったその後は、見事に7色綺麗に並んだ虹を見て、感嘆の声が漏れた。


会場に入ってからはクーさんによる説法と、「マスクとフェイスシールドはつけてね」のお願い。これ、凄いことだな…って思った。普通のライブだとアーティスト側から何かを事前に伝えるっていう事がなかなか出来ないから、クーさんの万能さに驚かされた。笑いもしっかりとってくるあたり、やはりセンスがいい。

この事前のアナウンスによってフェイスシールドをつけていなかった人たちも一斉にフェイスシールドを付け始め、会場の8割ぐらいが感染対策を万全にした。

多分、あの規模でライブをやっているバンドの中で1番安全安心な空間がそこで作られたのだと思う。人に嫌な気持ちを抱かせず、押し付けられた感覚もせずに協力を呷ったその手腕に舌を巻いた。やっぱり好き、ENDRECHERIの現場。


円形ステージから三角形のミラーボールと共にギラッギラのこれまた三角の玉座に座って登場してきたファンクスターに呼吸が詰まった。かっっこいい……。かっこいいの上位互換の言葉ってなに?わからないから、やっぱり素直にかっこいい!

その後、OP明け1発目から怒涛のブチ上げ曲ラッシュが21分にわたり続き、会場のテンションは息つく間もなくマックスに。座っていても感じる熱量と一体感が最高に気持ちいい。すり鉢状になった客席からは観客が踊り狂う姿が見れて、それに呼応するかのように自分も心地いい混沌へと身を沈めていく。

普段からあまり声を出すタイプではないと自分では思っていたから、まさか声を堪えるのがこんなに大変だとは思わなかった。何度も唇を噛んで、流しようのない熱に身悶えて隣に座る友人にもたれかかった。彼女もノリノリで久々のエンドリの現場を全力で楽しんでいた。


「エンドリ向けの会場だよね」と竹内くんと盛り上がったという話がチラリとMCにあったが、まさにその通りだと思った。Zeppよりもステージが見易く、バンメン含め全ての演者のパフォーマンスが見れる。

低音がズンズン内臓に響くような圧巻の音響に、乱反射する照明。センターから見ていたら視覚からも聴覚からも心を激し目にノックされているような心地になって、最高に気持ちが良かった。


剛さんの声もよく伸びていてフェイクが炸裂して、機嫌の良さが伺えた。多分初日は体調もよかったんじゃないかな。

「楽しませたい」と剛さんは言葉を強くして言っていたけど、ほんっっとうに楽しかった。ツアーの最初の方ってファン側も演者側も探り探りなところがあると思うんだけど、そんな段階なんか踏まずにテンションぶっ飛ばしてきたからドキドキが止まらなかった。100000%楽しかったし、ちょくちょく消毒をする姿を見て不安もなかった。声を使うコーラスと、ホーン隊、ケリー当人以外のバンメンさんたちは皆マスクをしていて徹底ぶりが凄まじかった。好き………。

プライベートなんか1ミリもなくてこの日のために調整してきたって言ってただけあって、その努力のカケラをチラホラ見かけることができた。本当にありがとう。

呼びたい、と思ってくれてありがとう。

随所随所で剛さんは客席に向けて感謝の気持ちを繰り返し述べていたけど、そちらとこちらの気の使い方が同レベルまでイケたからこそのあの感謝の言葉だったんだろうなぁ…。ワクチン打ってから臨んでよかった。


ギターソロとかピアノソロとか最早次元が違う神々しさがあってさ…。愛してるよ、伝わってるかな?って問いかけてくれているようで、勝手にそう解釈してしまっただけなんだけど、それがどうしようもなく泣けて、心の中で何度も「愛してるよ、気持ちは伝わってるよ」って叫んでた。ちなみにこの段階で私はボロボロ泣いてた。愛に包まれるってこのことか…って感じ。ハンカチじゃ間に合わないからタオルで顔面拭った。


個人的にここ数ヶ月ずっと仕事で忙しい日々が続いていて、そこで挫けかけたこのタイミングでの初日。「虐められてること 気づいてみない?」の連続の日々。

剛さんの言葉でハッとさせられた。みんなが疲れ切った今のこの世界で、あれ?私もしかして虐げられてる…?と気づいてまた号泣。早く地球から出て行きたくなった。

202021の後のMCが仕事漬けの私に響き過ぎてしんどかったけど、気持ちを昇華させることが出来たんだよね。


2日目はまた初日とは違った感想を抱いたけど、初日の感想はこうだったかな。

だいぶ端折ったけど、うん。こんな感じ。もっともっと日を重ねる毎に味わい深いライブになっていくのは間違い無いので、これから現場入る人は期待していいと思う。期待し過ぎていいと思う。


その期待を必ず超えてくる存在だよ、ENDRECHERIって。


平安神宮2020 勇者を待つな

 

 

いや~~~~!!

最高でしたね、今年の奉納演奏も。

 

ぐるりとフロントマンである剛さんをバンメンさんが囲んでの円形ステージ。水がなぜか炎を発する謎の仕掛けに、飛び交うレーザー、一歩踏み出した足元からも放たれる光…さながらエルサのようでした。

 

今回の奉納演奏は、より我々ファンと、そして世界、更には宇宙へと幅広い視野で執り行われた演奏だったように思います。

冒頭のインタビューから始まり今回のコンセプトをザックリと説明しつつ、奉納の前後には剛さん自身が参拝している姿。

まるで神様と対話をしているかのように歌い上げた「ヒトツ」はまさに圧巻でした。余計なものを一切排除した、剛さんが思いのたけを捧げるような歌声でしたね。

 

祈るように、そして神羅万象、あらゆる物を悼むかのような歌い方をしていたように感じました。堂本剛が10年間連続で平安神宮さんという場所に呼ばれているのが冒頭だけで分かるステージングでした。

 

そしてHYBRID FUNKは、元はといえば「怒り」や「苛立ち」をテーマに作られた曲だった気がするのですが、今回もその棘は排除されることなく、しかしその矛先はこれまた世界に向けられているような気がしたのです。

 

特に感情が爆発している歌詞変更部からもそれがよく伝わってきました。

 

「人が人であることを悔やむような悲しい"今をね人はやめられないでばっかこれじゃ死を生きそう死を見そう"いずれ死ぬ道中にも関わらず」

「誰かの私も生きる1度きりの泣き産声で始まった我らは同じだと気づいてみない?」

 

常々Love Fighterで剛さんは、自分勝手に生きるだけではダメ…と仰ってきていましたが、そこに対する苛立ちが反映されているのかな…と。

そして次に続く

「恐れるが怒りへと咲き変わっていく今をまだ知れない1秒の先の愛で薙ぎ倒そう」

で、怒りから諦観をうっすら感じられるような、けれど強かな促しを我々にしてきているのです。

コロナ渦に入ってからいろんな事がありましたよね。医療従事者の村八分状態や、薬局で働く方々へ飛ばされる罵詈雑言。そこに対しての苛立ちを滲ませつつ、それらを愛で薙ぎ倒そうと言ってくれる剛さんの、非常に剛さんらしい寄り添い方です。

 

私はこの歌詞変更に身体の震えが止まりませんでした。あまりにもかっこよすぎる。圧巻。

常に終わりを見て今を生きている剛さんだからこそ出た言葉なのだと思います。

 

私は職業柄人とどっぷり話す機会が多いのですが、 みんながコロナ渦で緊迫して攻撃性が増しているような感覚を受け ていました。

どうせ死ぬ道中にも関わらず、 まだ先がある未来の中、そして今「死」 に惹きつけられているような…。

それを剛さんは否定して、そして正しい方向へと導こうとしているんですよね。

もちろん、その"正しさ"は人によってまちまちなので全てが全て彼の胸の中と同調はしなくていいんです。ただ、それを何万人もの人が見ている中で主張できてしまう強さに感服しました。

 

個人的に、あの平安神宮さんで、神様が見ている前で「死」 について歌う剛さんがこの上なく人間をしているものだから、時代が時代ならこの人はシャーマン的な存在に確実にいたんだろうな…というと大げさかもしれませんが、 そんな感覚を受けました。

その姿に自然と涙が出ました。

 

この人がアイドルをやっているって凄くないですか?そもそもアイドルを始めなかったらこの奉納演奏もなかったのだと思うとやはり巡り合わせってあるんだな…って思います。

まさにBelieve in intuitionですよね~…。社長の言葉と己の直感を信じて突き進んだ先にこのような形が出来上がっているのだと考えると、感動もひとしおです。

 

あ、あとあと!愛 get 暴動 世界!!!

の歌詞変更も最高でした。

「傷はつかない、傷はつけない、傷がいらない」
ここ最近剛さんが掲げているテーマのように思います。 攻撃し合う時代は終わった。
けれど、人は争う事をやめられない。 その事に剛さんは辟易としていらっしゃるのかな… という印象を受けました。


一見乱暴そうな言葉の並びに見えますが、私はここからも剛さんとの繋がりを感じ取ることが出来ました。手を繋いで一緒に戦っているイメージです。
傷はつかない(強さ)、傷はつけない(愛情)、傷がいらない(周りからの攻撃)といった風に、三段活用でキレイに心情を映し出していて惚れ惚れします。
もう何度めかも数えるのすら面倒な惚れ直しです。途方もないぐらいに好き。愛。
も中々に…考察大好き深読みオタクとしてはたまらない配置でした。
 
「勇者を待つな!」のメッセージ性の強さにも驚きました。時と場合によって歌詞の聞こえ方って変わっては来るけど、このご時世、どうしても自衛が大事。
そうしなきゃ生き延びることが出来ませんからね。そんな中で「勇者を待つな!」と繰り返し言われると、もう納得しかありませんでした。
自分自身を救えるのは自分しかいないし、親や友達も無防備に晒されていたらあっさりと引っかけてしまうかもしれない。
そう、この時代、勇者は来ないんです。勇者を待っても致し方がない。
 
そして、今は芸術家に限らず「地球人よ全ての細胞を怖がるな愛で限界を弓を引け、人類を救え」の時代なんです。
ここでも勇者は来てくれない。"地球人"が"人類"を救うしかないんですよ。
いやはやあんなにライブでは踊り狂って騒ぐ曲が、今回ばかりは違った意味合いを感じられますね。
 

 

インスト、最初のラテン調から何で普段のソロ回しじゃないんだ?!このチョイスの意図は…?って思ってたけど、ソロ回しで世界一周してぐるっと魅せにきてるのね。そして今はどこも同じ苦しさを背負っているから。

我々は"地球人"なんだよ…って事なのかな。


 
あれだけの大きなステージ、準備も大変だったことかと思います。
それでもこのご時世で奉納演奏をやろう、 と決めて下った平安神宮さん、剛さん、バンドメンバーさん、 そしてスタッフの方々には頭があがりません。
 
あとちらちら雷が鳴る空を写してくださっていたカメラマンさん…笑 剛さんの平安神宮奉納演奏といえば、竜神さんが祝福の雨を降らせてくれるのが定石ですもんね。

毎年通っているあの夏の終わりの空気感を、おかげさまでよりリアルに味わう事ができました。感謝です。ありがとう。
 
この騒動を、コロナ渦を生き抜く考え方を、奉納演奏を通して教えてくださってあ りがとうございました。これからも愛させてくださいね。
 


堂本剛さん、今宵もあなたが最愛でした。
 

 

 

 

 

 

堂本剛からの信頼

こんばんは、杞憂です。

本日6月27日の「堂本剛とFashion&Music Book」内にて、またもコアを強く揺すられたので筆を執りました。お久しぶりです。

 

タイトルにもある通り、剛さんから私たちファンがいかに信頼されているかがたっぷり伝わってくるような今夜のラジオでした。

 

今夜のラジオでは、剛さんが私たちファンと向き合って、「人と人」としてお話をしてくださっている姿がとても印象的でした。

「ファンの人も"人"だし、僕も"人"だし…」と涙をこらえて声を揺らしながら言ってくださった剛さん。まず、この言葉が涙腺を崩壊させる言葉でした。

私たちファンと剛さんの関係は確かに特殊だけれど、だからって誰かに踏み荒らされていい理由にはならない。そう断言してくれたのが兎角うれしかった。私たちと剛さんの間には、ひょっとして強固な絆があるのでは?と思ったけど、これに関してはもう言い切っちゃってもいいですね。あります。

 

あれだけの大御所で自分の抱えるファンの多さを正しく分かっている剛さんだろうに、1対1で会話をしてくれる姿勢が伝わってきて、胸が熱かった。

剛さん宛てに届いたお手紙に心を揺り動かしながら返答をし、そして時には涙をぐっと堪えて言葉を紡ぐ剛さん。

 

私はこれまで「オンリーじゃないの?」「キンキも好きなんですね。がっかりしました」等の言葉を投げかけられた事があって、正直この界隈で自分の応援スタイルを説明するのが億劫で、もう分かってくれる人とだけ会話が出来ればいいと一度、全ての縁を切りました。誰かにラベリングされるのが嫌で、偏見の目で見られるのも嫌で…。

でも剛さんは型に押しとどめようとしてくる人たちに対して「(何にも押しとどめられない)当て嵌められるとしたら宇宙」とバッサリ言い切った。ずっとこの問題で悶々としてきていた私には会心の一撃だった。

 

そしてタイトルを回収する。

今回感じられた堂本剛から私たちファンに対する"信頼"について。

 

剛さんは、私たちが剛さんの事を理解している事を"理解"しているのだという。

世間に思ってもいないような事を言ったり、ちょっとズレた行動をとったりしても、ファンの人であればその瞳を見ることで本心がわかるから…と。

傷ついた裏でそれを隠す言葉を出しても、私たちならば汲んでくれるから…と。

これはちょっと…。かなり響きました。

つまるところこれは、ファンに全幅の信頼を置いているという風に受け取れるよね。最愛の自担から発されたこの言葉は私の頭の回転を一瞬にして止めてしまうほどの威力があった。

私は剛さんが何をしても、勝手に剛さんの見方だし、剛さんにこれからも愛情を注ぎ続けていくけれど、まさか剛さんがこんなにも私たちの事を信頼してくれているとは思いもしなかった。

繊細で優しい少年が傷つけられてきた姿を、ずっと見守っていたファンの方々がいる。私はこの界隈では全然の新参者なので、大きい口は叩けないけど、きっと剛さんがここまで信頼を寄せてくれるようになったのは、ずっとずっと辛抱強く、ひたすらに愛情を注いできた方々のおかげなのではないだろうか。

剛さんは情緒がとても豊かで、けれどそれが時には傷を負ってしまう理由にもなってしまうお方。だからたまには武装をして、本心を隠してしまったりもする。

 

この一連の話でパッと思い出したのは、最新の記憶でいうと去年のツアーの神奈川公演。ジャニーさんの訃報が出たあの日。剛さんは悲しみを見せるという事はしなかった。

でも後々、剛さんがどれほど悲しんでいたのかが言動の節々から読み解く事ができたよね。こういった気持ちの機微をちゃんと逃さず拾ってあげられるのは、確かに私たち堂本剛のファンだけなのかもしれない。ずっと剛さんを見てきているからこそ、強がりを茶化したりしなかったりね。

確かに、あの時の剛さんの本心はちゃんと受け止めてあげられていた。

 

こういった事の連続が、剛さんと私たちファンとの信頼関係を構築していっていたのかなぁ…。

お参りをする件もそうだよね。私は御朱印集めが趣味でもあるのでいろいろな神社さんやお寺さんを巡るけど、最近は名乗るだけ。でも、氏神様と平安さんでだけは、「愛する人の健康」を祈る。

手を合わせて強く祈る事で念が通じればいいといつも思っていたけど、まさか剛さんもまた同じように、私たちと同じことをお祈りしているなんて…。

でも、不思議と嘘偽りは一切感じなかった。

私たちが彼の平穏を祈るのと同じように、彼もまた、私たちの無事を祈ってくれている。この関係が"愛"でないというのならば、一体どう言語化したらいいのだろう。

 

毎日のように空を見上げ「空と心は繋がっています」と言葉をくれる剛さんに、その信頼に、値する人間でいられるよう、今日も明日も素直に生きようと襟を正したところで、散文の締めと致します。

 

私たちが慕う堂本剛さんは万能ではなく、神様でもなくて。1人の人間だからこそ、私たち1人1人の心に呼応してくれるんだろうね。

 

30分間、自担と泣き倒しました。

 

5月16日、「Fashion&Music Book」の番組内にて、私は幾度目かの惚れ直しを剛さんに対してしました。

 

1通目のお便りを読みながら、段々と言葉が詰まっていき、声が弱まっていった末に、涙声へと変わっていったのを耳にしながら、私も思わず呼吸を止めていた。

 

お便りの内容は、彼に対する愛情と感謝がたっぷり詰め込まれていて、その内容に涙声で絞り出すように言葉を返すのが、印象深かった。

聴いていて、気が付いた事がひとつ。

これまで私は、一方的に剛さんに救われているだけだと思っていた。こちらからの声はあくまでファンの中でしか響かないものだとばかりだと…。

でも違ったと、剛さんが口にした言葉たちを受け止めて理解した。私たちが普段あげている感謝や反省、感動の声も全部、剛さんには届いていた。

「寄り添っていてくれてありがとう」という旨をあそこまで嘘偽りなくスッ…と受け止められたのは、剛さんの普段の言動を見てきているからなのだろうか。それとも、泣きながら真摯に伝えてくれたから…?きっとどちらもかな。

 

これまでツイッター内だけで独り言をぽつぽつと呟くことはあれど、番組制作サイトにお礼のメッセージを送ることはあれど、ラジオに剛さんへ向けてメールを送る…ということをあまりしてこなかった自分を後悔した。

剛さんだって私たちと同じ人間なのだから、冷たい言葉を掛けられて嫌な気持ちになることもあれば、その逆だって勿論ある。

どうしてそんな簡単な事に今まで気づけなかったんだろうか。

 

その後のお便りもずっと、泣き声を漏らさないように、何かを堪えるように泣きながらも番組は進んでいった。

胸がきゅうきゅう締め付けられてしょうがなかった。ずっと涙が止まらなかった。

こうなってしまった世界で、最前線に立って闘っている人々からのリアルでいて苦しい声に同調し、自分の在り方だけでなく、他人の価値観も認めながら、それでも「どうして同じ話をしているのに、同じ話じゃないんだろう」と零した剛さんの心があまりにも綺麗で、芸能界の荒波に揉まれてきたとはとても思えなくて…。

こんなに純粋な心を持っている人が、長きにわたり虐げられたり、心無い言葉をぶつけられたりされなきゃいけなかったんだろう、と思ったりもした。

ただただ無力な私には何も変えることが出来ないけれど、何もできないからこそのもどかしさがある。

目をそらしたり無視をしたりしてきたこの問題は、ふとした瞬間に心を凌辱してくる。ただのいちファンの私ですらこう思うのだから、当の本人はどう感じているんだろう…。そこまで考えてしまったら、私はパンクするから、この事態が落ち着いてもうちょっと心のゆとりが出来たときにしようと思う。

 

私は、こんなにピュアな心の持ち主の剛さんを好きになれて、応援できて本当に幸せです。辛いときには励ましてくれるわけではなく、そっと寄り添ってくれるだけの、けれどその優しさは何物にも代えがたいほどのパワーがある事を知っている剛さんだから…。

 

剛さんは話の流れで、人生をやり直せるとしたら何の職業に就きたいか…という問いに対して"犠牲にしなきゃいけないものが多いから"と前置きした上で、それでも「人生をやり直してもこの仕事がしたい」と、今にも消えそうな声で伝えてくれた。

その言葉が、1日経った今でも頭の中で反響して止まない。こう言ってもらえるのは、ファン冥利に尽きる。

剛さんが、それこそ色々なものを犠牲にしてきているのを見ていたからこそ、彼の幸せを願う私たちの存在が邪魔じゃないのかと案じてしまうときもあった。でも、それは違うのだと暗に教えてくれているような気がした。

私たちは彼を苦しめたり悲しませたりするだけの存在ではなくて、堂本剛というひとりの人間を救う事も出来るのだと分かったから、これからも自分にできる形で、自分の出来る限りの力で応援し続けようと心に決めました。

 

「Fashion&Music Book」という番組は剛さんが心の武装をせずに、そのままの剛さんで自分の感情や思想を話してくれる場だから、気持ちが引っ張られてしまう私は中々聴く勇気が出ない時もあるけれど、聴いたら必ず心を動かされるいい番組。

こんな世の中だからこそ、剛さんの今のリアルをしっかり受け止めることが出来てよかった。スタッフさんや剛さん本人にたくさんの感謝を贈りたい。

 

あなたを応援できて、あなたに出逢えて、私は最高に幸せ者です。いつか優しすぎるその心が何も憂う事のない世界になりますように。

ヒロムありがとう

東京、大阪とあったツアーも終わり、ロスがだいぶ引き始めた1月9日。

ド深夜にふっと心の武装が解けて涙が引かなくなってしまったので、筆を取ってみる。

思考がうまく纏まらないかもしれないけど、甘く見てね。何せかれこれ1時間は泣き続けているので。

 

まずひとつ。

これは自論だけど、心を預けられた側の人は、自分の心を差し出す事が難しい。なぜなら弱みを見せた時点でその人は"心を預けられる人"ではなくなってしまうから。

その点ふたりはすごい。

弱さも強さも互いに知っていて、足りない部分を補い合いながら歩いている。その事が「YOU…」の歌詞ではっきり分かった。

そんな相手が人生で見つけられるなんて幸せだよね。

いろんな人に頼れる存在…とされている光一さんのケアをできる剛さんでよかったし、自分のことは二の次にしてしまう剛さんが自分を殺さないでいられる居場所を作り続けている光一さんでよかった。

 

最近、よく思う事がある。

実は光一さんの方が打たれ弱いのではないか…と。強弱で語るものではないのは重々承知なので、例え程度にね。

もし、剛さんみたいな存在が隣にいなかったら。

彼は社長の死をここまで鮮やかにショーアップできなかっただろうし、受け入れるのにももっと時間を要したのではないかと。

笑いも交えつつ、ユーモラスに語ってくれる存在がいなければ、天に昇った魂を自分の中で昇華させてあげる事ができなかったのではないかな…と。珍しく人前で泣いたぐらいだから、相当だったはず。

 

ふたつ。

歌って踊る事ができたらどれだけいいか、アイドルがそうあるべきだって思っているのは「彼の輝きを消さずに僕だけが変われたらいいけど…」って言ったことからも明白だった。

相方がそうしたいのも、人の気持ちに敏感な剛さんが分からないわけがない。

そしてこれは推察だけど、本音を言ってしまえば光一さんも歌って踊って…というのをふたりでしたかったはず。

きっとどちらも、これまでしてきた事のイメージを持っていて、でもそこへ辿り着けないから懊悩したんだろうね。

それを踏まえた上で何がいいってさ、「色々案を出したけど却下されました」という旨を光一さんが綴った時に、その却下をしていた人物がドームを諦められなかった剛さんだという事を明かさなかった点。

あの時結構TL荒れてたし、たまには言葉にしてよ!ってみんなが口々に言っていたのに、光一さんは沈黙を貫いたんだよ。

全てを知った今だからこうやって言えるけど、実際私も更新されたSMGOを見て引っかかるところがあったから…。

今思うといらない憶測が飛び交うのを防いでくれていたんだな…。

そして、心ない人たちの鋭い刃が相方を貫かないようにしていた。結果的に自身が何かを言われようとも。愛でしかない。

言葉の端々から感じられる剛さんに対する光一さんの想いと気遣い。耳を患っている本人が1番もどかしいというところまで汲んでのドームツアー決行。

やれる事とやれない事をきちんと理解して、ショーアップしていったんだろう。確かな絆が視覚化されたような気がした。

 

最後に。

こりゃ〜〜KinKi Kids当分解散ないぞ!

 

今回のツアー、最後の最後にあの写真を出してきたことによって「解散の"か"の字も出てない」の裏付けをしていった。そしてファンに証明していった。

私たちは乙コンで剛さんが声高らかに言い放った「メディアより俺を信じろや」に立ち返ってピュアにKinKi Kidsを信じて大丈夫。

だってあれは元々ファンに見せる予定ではなかったはず。つまり、完全プライベートの空間であの柔らかでいて温かな笑みを浮かべていたんだよ。

図らずもその…言わば裏側のふたりが垣間見えて、もう解散説がどうのとか喚けないでしょ。泣き見惚れたわ……。

 

例の写真、ジャニーさんの病室で撮られたものだというのが回ってきて半信半疑で見てたけど、あれ右側に頭があって左側が足元だよね。

そこに覆い被さるようにして身を乗り出している剛さんと光一さん。

ふたりとも普段メディアには見せない柔らかな笑みをたたえていた。まさしく家族写真だった。

無言で過ごした一夜、どんな流れで撮る事になったのかはきっと彼らの口からは数年…もしくは一生聞けないのかもしれないけど…。

最後にあの写真を出して、そこからダブルアンコールをしなかった意味を考えると、あの締めくくりはキンキが見せた誠意と多大な感謝を含んだものだったんだろうなぁ…。

 

何はともあれ最高だった。ステージからは常に愛が飛ばされていたから受け取る側も相当なカロリーを使った。

 

控えめに言ってKinKi Kidsと同じ時代に生まれてこれたのはそれだけで奇跡だし、彼らの魅力に気づけたのは神の思召しだよな……。

来世でもふたりはきっと出会うけど、私は畜生道に落ちて彼らに惹かれる脳すらないかも…。

そう考えたら今世もわりと素晴らしいのでは??

 

私の人生捨てたもんじゃないな。