君が気になってしまうよ
こんばんは、久々にブログを更新します。
と、いうのも。今日はプレゼンしたいことがあって筆を取りました。
何を隠そう、私の最初で最後の自担である堂本剛と私の生涯の推しである平手友梨奈の親和性を皆さんに伝えたい。
私は常々、「堂本剛にどっぷりな人は平手友梨奈にもずぶずぶハマるよ」って言ってるんだよね。
10代前半で芸能界入りしたという共通点を持つ2人。お茶の間に初めて姿を現した彼ら彼女らは、どちらかというと元気いっぱいでひょうきんなキャラクターだった。
それが年々雲行きの怪しい方へと流れていき、前髪でカメラから視線を隠すようになる。
向こうからは見えているけれど、こちらからは覗き見ることができない表情。
アイドルはキラキラしたものでなくてはいけない、という暗黙の了解を真正面からブチ破っていくその姿勢。
欅坂46というのは「笑わないアイドル」と言われているぐらいにはクールで一風変わったパフォーマンスをするのだけれど、その中でも平手友梨奈は群を抜いている。
彼女は今、18歳。
剛さんが最もパニックに苦しんだのと同世代ということになる。
少し前の画像になるが、下の画像を見てほしい。
言いたいことが分かるかな。
そう、2人とも全く同じ瞳をするの。
今では不動のセンターとされる平手友梨奈にも、選抜発表で涙ながらに意気込みを語る…という時代があった。
身内からも世間からも期待される重圧は私にはとてもじゃないけど計り知れない。
実際、秋元康が彼女に宛名書きした楽曲は鬱々として重たく、それは最早、儚さとは形容できない鋭い歌詞の連続ばかり。
そんな平手友梨奈。数年前には心因性で声が出なくなったり、パニックのきらいが見られたりとオタクの中では何かと彼女の機嫌を伺ってしまう習慣がついてしまった。
さて、堂本剛はどうだろう。
1番いまの彼女と重なるのはFコンだろうか。もしくは初のソロコンかな。
オタク的にもしんどかったコンサート。それでも彼の歩みから目をそらすことなんて、出来なかった。
パニックを拗らせ「死にたい」の域にまで達していた堂本剛は、今では音楽という救いを見つけ、心から気を許せる仲間と出会えた。とても喜ばしい。本当に。
今ではテレビの前でも緩いトークを展開し、弾けるような笑顔を見せてくれることも多い堂本剛。
けれど平手友梨奈は違う。久方ぶりに冠バラエティに姿を現したかと思えば、ひな壇の端の方で控えめにリアクションを取るだけ。
これは、自分が普段センターで目立っているから、トークでは他の人を立たせるという彼女の心遣いからきている。
元来の性格でトークが苦手というのも勿論あるのだろうけれど。どちらかといえば彼女は進んで人前に出るタイプではない。
その日によってパフォーマンスにムラがある事、音楽番組やライブへの突然の不参加、そして不貞腐れてるとも取れるような態度から、敵が多い彼女。
でも欅坂46に対する愛情は人一倍強い。初期の頃のインタビューやブログ、フロント入れ替え制度などを見てもらえれば顕著にその愛が現れているのでよくわかると思う。
それは欅坂46のメンバーもよく理解している事。…だと願いたい。この辺は願望。
だから彼女のピンチの時には代理センターを立て、みんなで力を合わせてその場を切り抜ける…というカタチを最近は取っている。
そして、代理センターを務めた面々が必ず口を揃えてこう語る。「平手友梨奈が背負っている重圧が感じられた」と。「真ん中に立つことの重要さを理解できた」と。
時には涙しながら。
敵の多さ、という話で言えば堂本剛の粘着質なアンチはスルーできない。
解散祈願、を常に願っている連中は度々過去の話題を引用しては彼を叩き、最近の決まり文句は「病気ならやめちまえ」に限る。
この辺の話は意図してシャットアウトしてい為、細々書きたくないので省略するが、つい先日の「今日は一日KinKi Kids三昧」で明らかになったセトリ決めの話だけでも、2人の絆は確認できる。
堂本剛が耳を患っても音楽をやめなかったのは、彼がそういう人種だからなのだと解釈している。
でも、グループ活動を続けているのは?「物足りないものになるかもしれません」と最初に注釈を入れておきながらもコンサートに臨むのは…?それはKinKi Kidsを愛しているからなのではないだろうか。
平手友梨奈が欅坂46を愛するように、堂本剛もKinKi Kidsを愛している。どれだけたくさんの心無い言葉を投げかけられ、幾度となく傷つきながらも。
身体を壊し、心を壊し、それでもステージに立つ。
その背中を見て、或いは隣に立って、もげそうに…もがれそうになる羽根を守る存在がいる。
時に「解散説については触れなくていいんですか?」等のぶっ込み発言をして、誤解されやすく、自分を殺しやすい彼ら彼女らの"悪意からの避雷針"を担う人物が側にいる。
平手友梨奈には21人、ないし26人の戦友が。
芸能界に向いていないと自覚しながらも、そこで煌めいてくれる2人の生き様は生々しく、時に泥臭く、それでも唯一無二の輝きがある。それはそれは私を惹きつけて止まない、脳みその中では整理がつかないほどの魅力がある。
平手はまだ18歳。人生において1番多感で、情緒が安定しない年頃。
2人をどうしようもなく愛して、追っかけている私は、2人の会合がどこかで果たされればいいのにな…と思っている。同じ職業で、きっと同じ悩みを抱えてきたであろう剛さんに、平手の心の奥底に秘めている悩みを1度聞いてあげてほしい。感受性の豊かさが足枷となっている現状を打開するアドバイスをしてあげてほしい。
これはオタクとしての私の夢でもあります。
少し話が逸れました。
それで?結局何が言いたかったの?と言うと、やはり最初に述べたことを繰り返すことになる。
大型音楽番組ラッシュが始まる師走。
もしもふと、欅坂46がパフォーマンスをしている姿を見かけたら、この記事を思い出して欲しい。